2021/10/02追記
証明書の期限切れを知らせてくれるメールが日本語になりましたね。
あと、Apple Distribution・Apple Developmentというのが出来ているのですが、これ、iOSとMacが統合されるのでしょうか。いずれにせよ、「更新しろよ」と連絡が来たらそれぞれ言われたとおりに更新しておけばいいと思います。
またまた君か。
以前、「Certificate Expires(拝啓、1年後の君へ)」で、Mac開発者の証明書の更新方法について書きました。今回はiOS Distributionの更新方法です。
と言っても、内容は同じなので、あらためて書く必要性はないですが、そこは備忘録の備忘録たるゆえんでございます。
※2019/06/10 スクリーンショットが古くなったので修正しました。
♪♪♪
さて、やることは以下の3つです。
- キーチェーンアクセスの証明書アシスタントで、証明書要求(Certificate Signing Request(CSR))ファイルの作成する。
- Apple Developerのサイトで、証明書(.cer)ファイルの作成する。
- 証明書を、キーチェーンアクセスに登録する。
まず、1.の「証明書要求(Certificate Signing Request(CSR))ファイルの作成」ですが、毎回作成する必要はないので省略します。
※ もし「えー、ないよー」という場合は、「Certificate Expires(拝啓、1年後の君へ)」の1. をご覧ください。そのままです。そして、次回のために大切に取っておくのが吉です。
では2. からです。
2.-① Apple Developerのサイト(URLはメールにもあります)にログインして、[Certificates, IDs & Profiles]を開きます。
2.-② 現在有効な証明書の一覧が表示されるので、Certificatesの横にある追加ボタン(+)を押します。
7月9日に期限が切れますね。 |
2.-③ 今回はiOS Distributionなので、 "iOS Distribution(App Store and Ad Hoc"を選択して、[Continue]ボタンを押します。
2.-④ 上記1.の、証明書要求(Certificate Signing Request)ファイルのアップロードを行います。
[Choose File]を押して、 |
1.の証明書要求ファイルを選択して、 |
[Continue]を押せば、アップロードされます。 |
2.-⑤ 証明書要求(Certificate Signing Request)ファイルがアップロードされると、即座に証明書ファイル(ios_distribution.cer)が生成されますので、ダウンロードします。
[Download]で証明書ファイルをダウンロード。 |
ダウンロードされた証明書ファイル |
最後は「3. 証明書のキーチェーンアクセスへの登録」です。
3.-① キーチェーンアクセスを開いて、メニューの[ファイル]→[読み込む]を選択します。
キーチェーンアクセスは、Launchpad→その他 にあります。 |
3.-② 上記2.-⑥でダウンロードした証明書ファイル(ios_distribution.cer)を選んで、[開く]を押します。
3.-③ 無事、キーチェーンアクセスに証明書が登録されました。
できあがり。 |
以上です。
1年後の自分へ。
いつも、「どうやるんだっけー?」って迷うから書いておいたよ。