2021年12月1日水曜日

Daily Studies For Diatonic Harmonicaを読む

次はBlues Harmonica For Dummiesを読もうと考えていたのですが、Daily Studies for Diatonic Harmonicaという本を入手したので先にこちらを読みました。

300ページを超えるDummiesシリーズと違い、MEL BAYらしい40ページほどの薄い本です。

Diatonic Harmonicaは、いわゆる日本語(?)でテンホールズハーモニカのことですから、「ブルースハープ毎日練習帳」といった感じでしょうか。

目次です。

  • Introduction
  • Material Needed
  • Chapter 1 - The Mechanics
  • Chapter 2 - Developing a Mental Model
  • Chapter 3 - Daily Exercises Explained
  • Chapter 4 - "20 Minutes Context" Chorus Form Examples
  • Chapter 5 - Recommended Study
  • Daily Exercises A
  • Daily Exercises B
  • Reference Charts

♪♪♪

練習用のリフ集ではありますが、実技はChapter 3からです。Chapter 1では、練習に必要なものや具体的な練習方法、練習に対する考え方など心理面に関して事細かに説明されています。

Chapter 2では、ハーモニカ上の各音がどのように配列され、演奏する上でそれを意識の中でどのように再構築するのかが解説されています。

Chapter 3以降の各エクササイズには、目的・方法などの解説が充実しています。エクササイズは、Cメジャースケールから始まっていますから、2,3,10番穴のベンドは当然できるものとして始まっています。

とはいえ、内容的には決して難しい内容ではなく、むしろ単純な練習を丁寧にやりましょう的なスタンスです。僕のような初心者向けというより、中級者がさらに上を目指すための基礎固めトレーニング集のようです。

どちらかというと、Chapter 3以降の練習譜例よりもChapter 1,2の解説の方にこの本の価値が感じられます。

Harmonica For Dummies同様、各リフのデモ演奏の音声ファイルはネットで公開されています。もちろん各譜面にはタブ譜が記されていますし、デモ演奏が必要なほどのフレーズではありませんが、安心感はあります。

ネットが普及する以前はCDであったりしましたが(それ以前はカセットテープとかソノシート(笑)だったり)、読譜の苦手な僕のような人間にとって、デモ演奏の付録の有無が教則本を買うときの重要ポイントだったりしました。インターネット様々です。


♪♪♪


洋書ではありますが、アマゾンで1,400円くらいと比較的安く買えますので、試してみてはいかがでしょうか。


こちらもどうぞ。
Daily Studies For Diatonic Harmonicaを読む(単語編A-H)
Daily Studies For Diatonic Harmonicaを読む(単語編I-W)

2021年11月1日月曜日

Harmonica For Dummiesを読む(単語編 U - Z)

Harmonica For Dummiesを読む(単語編 Q - T)のつづきです。


♪♪♪


Harmonica for Dummies(2nd Edition)の話です。


シリーズ最終回は、UからZです。


これの単語。

[U]  

unbent note  :  ベンドをかけてない音

uncolored  :  ありのままの,ゆがめられていない

undemanding  :  気楽な

under the radar  :  取り上げられないで,気付かれないで

underestimate  :  過小評価する

undulation  :  うねり(のようなビブラート)

unidirectional  :  単一指向性の

uninterrupted breath  :  中断なしの息,一呼吸

unique to  :  ~に特有の

unlikely  :  思いもよらない

unpleasant  :  不愉快な,嫌な

unpleasant  :  不愉快な

up for  :  ~したい  

  If you're up for working on your corner switching, have a closer look at Tab 14-10.
  もしコーナースイッチに取り組みたいなら、タブ14-10を良く見てな。(呆訳)


[V]  

vaguely Middle Eastern quality  :  どことなく中東風な

variable split  :  ヴァリアブル・スプリット。タングブロックのテクニックのひとつで、ロックト・スプリットの発展形。鳴らす穴に応じて、ブロックされていない穴の間隔をかえることで2つの音が常にオクターブになるように移動する。ウエス・モンゴメリーのオクターブ奏法のハーモニカ版といえば、大体あってる。

varied  :  変化に富んだ

vary  :  ~を変える,変化させる

vary in  :  ~の点で違う

venue  :  会場

versatile  :  用途が広い,融通が利く

verse  :  序奏部,バース

vicinity  :  付近,近辺

vie for ~  :  ~についてはりあう,奪い合う

vigorous vibration  :  激しい振動

vigorously  :  元気に,激しく

virtuosic  :  virtuoso(名演奏家)の

vocal cords  :  声帯

vowel (sound)  :  母音


[W]  

wail  :  物悲しい音を出す

wailing  :  もの悲しい音を出す

waltz  :  ワルツ

waterfall stage  :  (初心者にありがちな)つばが沢山出てしまう段階。例えなのですが滝のようにつばが出るって表現はどうなのよ(笑)。 

  In fact, new players often produce a lot of saliva, so wood isn't a good choice until you get over the waterfall stage.
  実際、初心者ってごっつい唾出るやん、せやからそんなwaterfall stageを克服するまでは木製(コーム)はオススメできへんのや。(呆訳)

wear out  :  使い古す,すり減らす,摩滅する

  In fact, too much air makes them bray instead of sing and can ware them out prematurely.
  実際、強く吹きすぎるとリードが歌わんときっつい音が出るし、リードの寿命を縮めるんやで。(呆訳)
  ※ここの’them’はリードを指してます。

weird  :  奇妙な,風変わりな

well-traveled  :  旅行者の多い 

  The well-traveled ones get stronger, while the seldom-traveled ones get overgrown with brush.
  人通りが多ければええ道になるし、滅多に人が通らんと茂みになるで。(呆訳)
  ※この文の前で'one'は「藪を切り開いて作った道」を指してます。

whether  :  ~かどうか

whether A or B  :   AかそれともBであるか

whip  :  むち

Who knows?  :  ひょっとしたらね。 

  Who knows? Perhaps it won't be long before you're a grand artiste with a new life performing on the cruel stage for an adoring public.
  わからんでぇ?熱狂的なファンのためにきっついステージでパフォーマンスをする大物アーティストになって、新たな人生を歩む日もそう遠くないなんてこともワンチャンあるでぇ。(呆訳)

whole notes  :  全音符

whole rest  :  全休符

whole steps  :  全音

whole tone  :  全音

wicker chair  :  籐椅子

windmill  :  風車

with assurance  :  自信を持って

with confidence  :  自信を持って

with the least effort  :  最小の労力で

witty  :  機知のある

wooed(woo)  :  せがむ

work on  :  ~に取り組む

worship  :  崇拝する

wrench socket  :  ソケットレンチのソケット

wrist  :  手首


[Y]  

yawn  :  あくびをする


♪♪♪

以上です。各単語を見直してみると結構しょぼい単語もあったりして、我ながら恥ずかしくなります。

でも言い訳じみたことを言うようですが、この程度の英語力しかない奴でもやってみているってことです。是非一度洋書の教則本にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

♪♪♪


こちらもどうぞ。
Harmonica For Dummiesを読む
Harmonica For Dummiesを読む(単語編 A - C)
Harmonica For Dummiesを読む(単語編 D - H)
Harmonica For Dummiesを読む(単語編 I - P)
Harmonica For Dummiesを読む(単語編 Q - T)

2021年10月1日金曜日

Harmonica For Dummiesを読む(単語編 Q - T)

Harmonica For Dummiesを読む(単語編 I - P)のつづきです。


♪♪♪


前回に引き続き、今回はQからTです。


これの単語。

 [Q]  

quarter notes  :  4分音符

quarter rest  :  4分休符

quarterly magazine  :  季刊誌

quaver  :  震える 

  You may hear a quavering when the two notes play together. That quavering is called beating.
  2つの音を一緒に出すと、うねりが聞こえることがあるやろ?その音のうねりのことを「ビート」って言うんや。(呆訳)


[R]  

race up  :  急上昇する

race up and down  :  急上昇急降下する

racy  :  卑猥な

radiate  :  放射状に広げる

radioactive  :  放射能のある

readily  :  すぐに

rearview mirror  :  バックミラー

reasonably  :  まあまあ

recede  :  遠ざかる

recess  :  奥まった場所

reed  :  リード

reed plinker  :  リードプリンカー(リードをはじくのに使う、真鍮製の細くて薄い丈夫なヘラ)

refer to ~  :  ~に注意を向ける

regardless fo  :  ~に関わらず

regardless of  :  ~に関わらず

register  :  音域のこと。この本では、4, 5, 6, 7番の穴の音をmiddle registerと呼んでいる。同様に、1, 2, 3, 4番の音をlow registerもしくはbottom register、7, 8, 9, 10番の音はhigh registerと表現している。

reinforce one another  :  相互に補強し合う

reintegrate  :  再統合する

relatively  :  比較的に

reliably  :  期待通りに

reluctance to  :  ~したがらないこと

remnant  :  残余物

rendition  :  演奏

repetition  :  繰り返し,反復

resistant  :  抵抗力のある 

  The front part of your tongue may feel like a shovel pressing against the squishy yet resistant ball of air in the front of your mouth.
  舌の前の方は、柔らかいけど弾力性のある空気の玉をシャベルで押しているように感じるやろな。(呆訳)

resolution  :  解決(不協和音から協和音への移行)

resonate  :  鳴り響く,反響する

resound  : " 鳴り響く,とどろく(※音の力強さを表現する) 

  The first two statements move from one to the next in a way that feels compelling and flows into a resounding third, final statement.
  最初の2つの4小節はひとつになって、ひきつけられるように次へと移動し、あの際だった3番目、最後の4小節へと流れていくんやで。(呆訳)

  ※ここではブルースの12小節を3つに分けて、各々4小節を’statement'と呼んでいる。

respectively  :  それぞれ

responsive  :  反応がいい

rest  :  休符

restaurant  :  レストラン

retrace  :  引き返す,たどりなおす

reverberation  :  リバーブ

revolutionize  :  ~に革命をもたらす

rib cage  :  胸郭(胸椎・肋骨・胸骨によって籠かご状になった胸部の骨格).ざっくり言うと肋骨全体って感じで大丈夫。

right beside  :  ~のすぐ傍ら

rigid  :  固定された,動かない

ring  :   (音が)鳴る,響く

rinse  :  すすぐ,すすぎ落とす,口をすすぐ

rip  :  スライド,グリッサンド

rip away  :  ひったくる

rip down  :  目的の音まで、スライドダウンするテクニック

rip up  :  目的の音まで、スライドアップするテクニック

ripple  :  さざ波(のようなビブラート)

rob A of B  :  AからBを奪う

Roman numeral  :  ローマ数字

rub elbows with  :  (人)と交際する

run into ~  :  ~に出くわす

rural  :  田舎の

rush  :  急いで行く


[S]  

sacrifice ritual object  :  生け贄を捧げる

sake  :  目的(酒ではない)

saliva  :  唾液,つば

sanding detailer  :  細いベルト状の紙やすりを使った、ペン型のやすり(海外では割とポピュラーらしいのですけど、日本ではどこで売ってるんでしょうか?)

scale  :  スケール,音階

scattered through  :  ~に散在している

sci-fi thriller  :  SFスリラー

  Ever notice how the insane laugh of the master villain in a sci-fi thriller has a forceful, booming quality that makes it even more frightening?
  SFスリラーの悪役の狂気に満ちた笑い声が、キャラをごっつい盛り上げとるのに気づいとるやろ?(呆訳)

screwdriver  :  ネジ回し,ドライバー 

  Two small screwdrivers, one straight slot and the other cross-slot.
  小さいドライバーが2本、一本はマイナスネジ用でもう一本はプラスネジ用やな。(呆訳)

scrunch down  :  しゃがむ

second nature  :  第二の天性,後天的な才能

secure  :  確保する

  The more secure you are in knowing a melody and its context, the more you can focus on interpreting it artistically.
  メロディーとその文脈をきっちり理解するほど、そのメロディーを芸術的に解釈することに集中できるようになるで。(呆訳)

securely fastened  :  しっかりと固定された

seek out  :  捜し出す

seldom  :  ほとんど~ない

self-preservation  :  自己防衛

semitone  :  半音

sensation  :  感覚,感覚機能

shake  :  トリルの一種。顔を左右に振りながらやるアレね(頭を動かさずハーモニカを動かす方がいいという話も)。ウォーブリング(warbling)のこと。

shallow bend  :  浅いベンド,半音のベンド。

sheath  :  覆う

shifting  :  移動する

shimmer  :  シマー。タングブロックのテクニックのひとつ。例えば1番から4番までの穴をくわえて、1番2番3番をタングブロックをしたり、2番3番4番をタングブロックをしたりを繰り返す。タングブロックしたときに音がでるのが1番と4番の左右に分かれていてる。ハンマードスプリットと似ているが、2番3番がミュートされっぱなしで、1番と4番が同時に音が出ないのが特徴。shimmerの意味は「ゆらめき」で、舌先を左右に揺らめくように動かすからだと思う。

showoff  :  目立ちたがり屋

shrill  :  甲高い

similarity  :  類似点

simultaneously  :  同時に

sinuous  :  曲がりくねった

sip on iced tea  :  アイスティーをちびちび飲む

sit on one's hands  :  熱意がない,手をこまねいている 

  After all, you're there to play, not to sit on your hands.
  結局な、演奏するためにそこにおるんや、やる気がないわけやないんやからな。(呆訳)

sixteenth notes  :  16分音符

sixteenth rest  :  16分休符

sizzle  :  シューシューと音を立てる

slab  :  厚板

slinky sound  :  セクシーな音

slot  :  リードプレートに空いた、各リードに対応する細長い穴のこと.

smolder  :  くすぶる

smoothly  :  スラスラと

snake charmer  :  蛇使い

snug  :  ぴっちりした

soap opera  :  昼メロ,連ドラ

social order  :  社会秩序

solely  :  もっぱら

solidify  :  固める

some sort of  :  ある種の,何がしかの.

  Is she doing some sort of invisible yoga?
  彼女は目に見えないヨガかなんかしとるんか?(呆訳)

soon after  :  ~の直後に

sort of  :  ~みたいな

soup up  :  (ハーモニカを改造して)性能を上げる

sour  :  酸っぱい,不快な

speak up  :  声に出して言う

split  :  スプリット。タングブロックのテクニックのひとつ。例えば1番から4番までの穴をくわえて、2番3番をタングブロックする。そして1番と4番の音を同時に出す。ちなみにこの場合はオクターブとなる。

spot-weld  :  スポット溶接する.(たぶんSuzuki Manjiとかのリードの留め方がこれだと思う)

spotty  :  むらがある

springboard  :  踏み切板,跳躍版

sprinkle  :  ちりばめる

squawky  :  耳障りな

squeal  :  キーッと鳴る

squishy  :  柔らかい

staff  :  五線

stage fright  :  (出演者が抱く)出演前の不安[緊張].

stalwart  :  熱烈な支持者,信奉者

stand on tiptoe  :  つま先立ちする

start out  :  ~し始める

steps  :  全音(whole stepsの省略)

stepwise  :  段階的な

stick to  :  実行する,専念する 

  but many stores stick to the most popular models and keys of diatonics, rounded out by one or two chromatics.
  せやけど、大抵の楽器屋(の品揃え)は10ホールズの一番人気のモデル・キーばっかで、あとはクロマチックハーモニカが1,2種類あって仕舞いや。(呆訳)

stick with  :  ~を続ける

stiff  :  堅い.曲がりにくい.

straightforward  :  率直な,単純な

straightforward procedure  :  直接的手法

strain  :  問題,悩み

stray dog  :  迷子の犬,野良犬.

  You don't need to go to extremes and start chasing kids and stray dogs out of the front yard.
  前庭から子供や野良犬を追い出したり、極端なことせんでもええで。(呆訳)

strengthen  :  強化する

strengthening  :  強化

strengths and weaknesses  :  長所と短所

strip  :  細長い切れ.リードを指して、a tin strip of brassとかね。ハーモニカに裸は関係ないですよ。

strip of  :  一片の

strive for  :  ~を得ようと努力する

strum  :  (弦楽器を)軽くかき鳴らす

stubby  :  ずんぐりとした

stumble  :  つっかえる

substitute  :  代わりになる

subtle  :  繊細な,微妙な

suction  :  ~を吸う,吸うこと,吸引力

suit  :  合う,ふさわしい

supplementary  :  補助的な

surgeon  :  外科医

surround  :  周りを囲む

suspect  :  ~ではないかと疑う

swell (up)  :  膨らむ,膨張する 

  A plastic comb won't swell.
  プラスチック製のコームは膨張せえへんで。(呆訳)

syllable  :  音節

sympathetic  :  共感する,共鳴する

symptom  :  症状


[T]  

tab out  :  タブ譜に書き出す

tablature  :   タブ譜のこと。ハーモニカの穴番号と吹き方(吹き吸いやベンドの有無など)で表す楽譜の一種。ギターのタブ譜は比較的統一されてますが、ハーモニカのタブ譜は色々流派があるようです。

tackle box  :  釣り具を入れるケース

tagline  :  キャッチフレーズ

take notice of  :  ~に注目する

take up  :  受け入れる

taper  :  次第に弱くなる

taut  :  ピンと張った

team up with ~  :  ~と協力する

telltale  : " 暴露する.

  If you hear a telltale hiss or breathy sound, ~
  もし、シューっていう音が漏れたり、息の音がしたらな、~。(呆訳)

temperament  :  音律

tempted to  :  ~したくなる

tendency  :  性質

tendency to  :  ~する傾向

tense up  :  緊張させる

tensed up  :  肩肘張る

textured  :  独特の風合いの

then again  :  しかしまた,その反面

therefore  :  その結果として

thick  :  濃い。どろっとした。a thick or sugary drink

thick brush  :  鬱蒼とした茂み,雑木林

throat  :  喉

thrum  :  ゴトゴトと音を立てる

thrust  :  強くぐいっと押しつける

thumb  :  親指

tied (notes)  :  タイでつながれた(音)

tied note  :  タイで繋がれた音符

time  :   拍子,テンポ,譜割り

time signature  :  拍子記号(4分の3とか4分の4とかのアレね)

time-consuming chore  :  時間のかかる雑用

tin  :  ブリキ,スズめっきする.tin canは缶詰の缶のこと。ハーモニカをtin sandwichと表現することも。でも、昔はどうだか知りませんが、現代ではハーモニカにブリキは使われてないです。

tiny  :  とても小さい

tire A out  :  Aをへとへとに疲れさせる

tire out  :  へとへとに疲れさせる

tonal  :  調性の

tone  :  全音(whole toneの省略)

toothpick  :  爪楊枝

torsional vibration  :  ねじり振動

torso  :  胴

toss out  :  (不要なものを)捨てる

toss over  :  放り投げる

trail off  :  次第に音が小さくなる

treble clef  :  高音部記号,ト音記号のこと

treble staff  :  高音部譜表,ト音記号が付いた五線のこと

triad  :  3和音.ドミソでCとか。

tricky leap  :  やりにくい穴の跳躍

triplet  :  3連符

trivial  :  ささいな

try out  :  試してみる

turn up the volume  :  つまみをひねってボリュームを上げる

turnaround  :  12小節のブルースの11,12小節目  

  The turnaround lands back on the I chord. In a simple blues tune, the last two bars of the tune may play nothing but the I chord.
  ターンアラウンドはIコードに戻るんや。単純なブルースの曲やと、曲の最後の2つの小節はIコードしか演奏せんこともあるんやで。(呆訳)

twig  :  小枝

twist  :  気の利いた工夫

two-thirds  :  3分の2 

  To avoid lowering the reed setting, stop about two-thirds of the way along the reed for longer reeds.
  アゲミが低くならんように、長めのリードの場合はリードの3分の2くらいの位置で止めるとええで。(呆訳)


♪♪♪


こちらもどうぞ。
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2021年9月1日水曜日

Harmonica For Dummiesを読む(単語編 I - P)

Harmonica For Dummiesを読む(単語編 D - H)のつづきです。


♪♪♪


前回に引き続き、今回はIからPです。


これの単語。

 [I]  

ideal  :  理想

immigrate  :  (他国から)移住してくる

immobilize  :  ~を動かなくさせる

immune to  :  ~に慣れている

impassion  :  人を感動させる

impatient with  :  イライラする,じれったい

impede  :  妨げる,邪魔する

imply  :   ~を含む,~ということを意味する

improvisation  :  インプロビゼーション,即興演奏,即興で演奏すること

in four  :  4拍子

in most circumstances  :  ほとんどの場合で

in recent years  :  近年は,ここ数年

in the affirmative  :  肯定の 

  If you can answer all these questions in the affirmative, you're in good shape for making a fresh addition to your repertoire.
  これらの質問全部に「はい」って答えられるんやったら、持ち歌に新ネタを追加するにはええ時期や。(呆訳)

in the vicinity  :  近くに

in three  :  3拍子

in tune  :  チューニングが合っている(↔ out of tune)

in two  :  2拍子

inadvertently  :  うっかりして,思わず

inaudible  :  聞き取れない

indentation  :  ギザギザ,刻み目

inexpensive  :  安価な

ingredient  :  構成要素

inhale  :  息を吸う/ draw, (breath) pullと同意

initiate  :  人に授ける,教える

initiation  :  音の出だし.

  Bending on the chromatic can't be attacked the same way that it can be on the diatonic. It takes a gentler initiation.
  クロマチックでのベンディングはダイアトニックと同じようにはアタックを付けられへん。柔らかい出だしになるで。(呆訳)

ins and outs  :  裏と表

insecurity  :  不安感

insist  :  主張する,断言する

intensity  :  (吹く)強さ,激しさ

interact with  :  ~とやりとりする

interfere  :  邪魔する.妨げる.

interfere with  :  ~を妨げる,~を邪魔する

intermediate  :  中間物(音)

interpret  :  読み取る,解釈する

interval quality  : (※いい日本語が見つかりませんが)音程を表すときの、majorやminor, augmented等のこと。度数と組み合わせて音程名になります。

  例) major(長),minor(短),perfect(完全),augmented(増),diminished(減)

intervals  :  音程

intervene  :  (2つの場所の間に)位置する

intimacy  :  親密さ

intimidate  :  おびえさせる

intriguing  :  興味をそそる,魅力的な

intrusive  :  煩わしい

intuitively  :  直感的に

involuntary  :  無意識の


[J]  

jackhammer  :  削岩機

jar lid  :  広口瓶のふた

jaunty  :  いかした

Jesuit missionary  :  イエズス会の宣教師

jig  :  ジグ.16世紀イギリスで流行したフォーク・ダンス(およびそのための音楽)。17世紀くらいからアイルランドやスコットランドの民謡に結びついていったそうです。8分の6拍子や8分の9拍子など。”The Irish Washerwoman”でYouTubeを検索すると、ご陽気なダンスが見られます。

jitter  :  イライラする 

  You're a jittering bunch of nerves.
  緊張でイライラの塊やな。(呆訳)

jolly  :  陽気な

juicy  :  興味をそそる

just like  :  ~と同様に


[K]  

K-spot  :  これは英語というより、この本のみで使われている用語だと思います。上顎の奥の部分です。舌を奥に引いて、その舌の付け根との隙間が狭くなっている場所で、’k’の発音をするときに使われる場所で、ここを意識しながらベンドやオーバーベンドをかけます。

keep track of  :  追跡する,管理する

key signature  :  調号 五線譜の先頭で、ト音記号やヘ音記号に♯や♭を組み合わせて、キー(調)を表している記号

klezmer  :  クレズマー、クレズメル  ※東欧系ユダヤ人の伝統的な音楽で、結婚式などでクレズモリム(klezmorim)というバンドによって演奏される。起源は東ヨーロッパのダンス音楽にあるものの、19世紀後半からアメリカに移民したユダヤ人によって発展したものである。(英辞郎Ver.146より)

klutzy  :  不器用な

knack  :  こつ


[L]  

laconic  :  簡潔な

last  :   続く,継続する

Latin-tinged beats  :  ラテン調のリズム

launching pad  :  出発点

lay out  :  出突っ張りに前に出るのではなく、状況を見ながら適宜一歩ひいて演奏を休むこと 

  Laying out is the art of sounding good by not playing. (I know it sounds contradictory, but sometimes listeners and even musicians will compliment you on playing well when you didn't play at all - because the music sounded good.)
  レイ・アウトってな、演奏せんことで良い音を出すテクや。(矛盾しているように聞こえるかもしれへんけど、全然プレイしとらんのに、リスナーやミュージシャンから「ええ演奏やったで」と褒められることがあるんや - その「音楽」がよかったからやな)。(呆訳)

lead up to A  :  結果的にAに至る

leaky  :  気密性が低い(息漏れしやすい)

leave out  :  ~を除外する

ledger line  :   加線.五線の上または下に書き加えられた短い線のこと

let loose  :  気楽にやる

lick  :  (ちょっとした)フレーズ

like-minded  :  同好の

likewise  :  同様に

literally  :  文字通りに

locked split  :  ロックト・スプリット。タングブロックのテクニックのひとつ。スプリットの状態で左右に移動してメロディを奏でたりする。

look up  :  調べる

lozenge  :  菱形のことだけど、タブ譜でタングブロックを示す縦棒(|)を指している。

lung  :  肺

lurk  :  気付かれずにいる

lying around  :  (周りに)転がっている


[M]  

machismo  :  男っぽさ

main pillar  :  大きな柱

major achievement  :  主な成果

mastery  :  熟達,精通

mean  :  本気で~と言っている 

  No seriously, I mean it!
  いや、マジで。(呆訳)

meanwhile  :  それと同時に,その一方で

measure  :  小節(barと同義)

melt away  :  徐々に消え失せる

mentally  :  心の中で

microtonal bend  :  半音に満たない幅のベンド。

Middle Ages  :  中世

mimic  :  まねる

minuscule  :  極めて小さい

mirage  :  蜃気楼

misaligned  :  正しく位置合わせされていない

miscellaneous  :  雑多な

mishap  :  不運(な出来事)

misuse  :  誤用する,悪用する

mixture  :  混合

mnemonic  :   記憶を助ける

  Here's the common mnemonic device folks use to remember the ascending order of the notes that go on the lines: Every Good Boy Deserve Fudge.
  "Every Good Boy Deserve Fudge"は、(五線)の線上の音を昇順で憶えやすくするためにみんながよく使う語呂合わせやで。(呆訳)

moaning sound  :  うめくような音

morph  :  変形させる,変化させる

muffle  :  覆う

music(al) notation  :  楽譜,楽譜の記譜法

musical tension  :  音楽的緊張

musical terminology  :  音楽用語


[N]  

nail  :  釘

nail polish  :  マニキュア液

nailed  :  釘で組み立てられている

naïve  :  ナイーブ,素朴な ※iに点が2個あるのは、フランス語だかららしいです。あどけないとか無邪気という意味が含まれます。

nasal passage  :  鼻孔,鼻腔

naughty  :  感心できない,好ましくない

neck rack  :  首にかけるハーモニカホルダー

nestle  :  心地よくすり寄せる

neural pathway  :  神経経路

nonholding hand  :  ハーモニカを持ってない方の手。普通は右手ですな。

noodle around  :  とりとめもなく即興演奏をする

note  :  音符

noteworthy  :  注目に値する

noticeable  :  顕著な

novice  :  初心者

Now what?  :  (不安げに)今度は何だろう

nowadays  :  今日では

nudge  :  ~を少しずつ動かす


[O]  

obligated to  :  ~する義務がある

obscure  :  目立たない,無名の 

  harps in the more obscure sharp and flat keys.
  余り使わないシャープ系フラット系のキーのハーモニカ(呆訳)

ぶっちゃけD♭とかF#とかですかね?でもギタリストが半音下げチューニングとかしてたら、必要になってきますね。

obstruction  :  障害物

occasionally  :  時には

odd-numbered  :  奇数の

old-timey  :  昔懐かしい

on the fly  :  大急ぎで

on the spot  :  その場で 

  Both songs and jam tunes made up on the spot have certain organizing principle.
  (作曲された)曲も即興のジャムセッションのどちらも、ある種の体系化原理を持ってるんやで。(呆訳)

oomph  :  元気,活力

opportunity to  :  ~する機会

opus  :  音楽作品

oral cavity  :  口腔

orient A to B  :  AをBに一致させる

originate with  :  ~に端を発する

ornament  :  装飾音

out loud  :  はっきりと

out of nowhere  :  どこからともなく

out of tune  :  チューニングがくるっている(↔ in tune)

over time  :  時がたつにつれ

overdo  :  使いすぎる

overplay  :  前に出すぎた演奏

oxygen  :  酸素

  That open-throated, free flow oxygen is something I like to call the flat pipe.
  その喉を開いて自由に空気が流れてる状態は、わしがflat pipeって呼んどるやつや。(呆訳)

oyster  :  思いのままに出来るのもの 

  If you can read music, the world is your oyster, but also check local stores or online sellers like Amazon.com for songbooks that include harmonica tab.
  譜面が読めるんやったら、なんでも思いのままやで。でもタブ譜付きのソングブックやったら地元のお店やAmazonとかのネット通販をチェックしてみ。(呆訳)


[P]  

pair with  :  ~とペアを組む

paragraph  :  段落

part  :  部,大楽節 A-A-B-A形式とかのAメロ、Bメロなどの部分のこと

pass over  :  通過する

passage  :  管,道,曲の一節

pathway  :  小道

patience  :  根気

pay close attention to ~  :  ~に細心の注意を払う,~に細やかな目配りをする

payoff  :  良い結果,見返り報酬

pebble  :  小石

pedagogy  :  教育理論,教育学

peer down at  :  ~を見下ろす

peer into  :  ~をのぞき込む

perceive  :  ~に気付く

perfect pitch  :  絶対音感

permanent marker  :  油性マーカーペン

persistence  :  粘り強さ

persuade  :  促して~させる

phenomenon  :  事実,現象

phrase  :  フレーズ

piece  :  曲

pinkie finger  :  小指

place fastener  :  留め具(おそらく、カバープレートなどを固定するネジを指していると思う。ちなみにチャックやジッパーのことではない。)

play along with  :  ~にあわせて演奏する

poke  :  突く

polite  :  丁寧な,上品な

polite company  :  礼儀正しい友達

politely  :  礼儀正しく

pop out  :  急に飛び出る,パッと(飛び)出す

pose  :  [負担を]課す

posture  :  気取った態度

pouty  :  口をとがらせた

preacher  :  説教師

precisely  :  正確に

predator  :  捕食者

predictable  :  予測通りの,予測可能な,ありきたりな

predictably  :  予想どおりに

prematurely  :  時期を早めて,時期尚早に

premise  :  前提

pretend  :  見せかける

pricey  :  高価な,値の張る

prominent  :  優れた

prominent place  :  人目に付きやすい場所

prominently  :  顕著に

promptly  :  素早く

pronounce  :  (はっきりと)発音する

propel  :  押し出す

pros  :  プロ(フェッショナル) 

  What do the pros do?
  プロならどや?(呆訳)

proximity  :  近いこと

pry  :  のぞき込む

pseudonym  :  偽名

pucker  :  タングブロックではなく、口をすぼめて吹き吸いすること。(元々は唇などをすぼめるの意味。)

pulsation  :  拍動

purring sound  :  (猫がゴロゴロと)のどを鳴らすような音


♪♪♪


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2021年8月1日日曜日

Harmonica For Dummiesを読む(単語編 D - H)

Harmonica For Dummiesを読む(単語編 A - C)のつづきです。


♪♪♪


前回に引き続き、今回はDからHです。


これの単語。

[D]  

dab  :  軽く塗る

dastardly laugh  :  卑劣な笑い声

de-emphasize  :  ~にあまり重きを置かない

deal with  :  (問題を)解決する

decent  :  まともな。まずまずの。悪くない。

  A decent harmonica costs about twice the price of this book.
  (初心者が使うのに)ええ感じのハーモニカの値段やったら、この本の2倍くらいやな。(呆訳)

ちなみにこの本は24.99 ドルです。とするとSpecial 20くらいのグレードですかね。確かに悪くないです。個人的にはもう少し下のグレードでも(サウンドハウスで二千円以上くらいが目安?)大丈夫だと思っています。

decide to  :  ~することに決める

decidedly  :  明らかに

decipher  :  読み解く,解釈する

deduce  :  推測する

deflate  :  空気を抜く

deliberate  :  慎重な,ゆっくりとした

deliberately  :  時間と手間をかけて,慎重に

deliberately deviate from  : わざと~からそれる 

  I introduce you to the basics of the tuning process, show you how to test your tuning, and discuss why you might deliberately deviate from the tuning meter.
  チューニング作業の基本を紹介、音程のテスト方法を示して、さらにチューニングメーターをあえて無視するかもしれへんことを議論するで。(呆訳)

delve into  :  掘り下げて考える

designate ~ as  :  ~を~と指定する

desired  :  望まれた

despite  :  ~にもかかわらず

determine  :  決定する

determined as a result of  :  ~の結果として決定される

devastatingly  :  あっけにとられるほど

diagnose  :  診断する,原因を突き止める

diagonal  :  斜めの

diaphragm  :  横隔膜

(ten-hole) diatonic harmonica  :  いわゆるテンホールズハーモニカ(ブルースハープ)のこと。テンホールズは和製英語じゃないかなぁ?

difficult bits  :  難しい部分

din  :  騒音

discordant  :  調和しない

dissonance  :  耳障りな音

distinctive  :  独特の

distinguish  :  見分ける

disturbance  :  かき乱すこと,かく乱

dizzy  :  ~に目まいを起こさせる

dizzying  :   めまいがするような

dominate  :  牛耳る,多数を占める

dots and squiggles  :  点や曲がりくねった線.楽譜のことを例えてます。

dotted line  :  点線

dotted note  :  普天音符

dour  :  陰気な

dozens of  :  多くの~

drape over  :  ~で覆う

drone  :  メロディーと同時に、変化しないまま鳴らす音,和音のこと。もしくはその持続音を鳴らすこと。

dynamic range  :  ダイナミックレンジ(ハーモニカが出せる最小の音量と最大の音量の比)


[E]  

eat up  : 消費する,使い果たす 

  Many online retailers charge for shipping, which can eat up any cost saving on the price of harp.
  多くのネット通販業者は送料を上乗せするやろ?それハーモニカ自体の値段のお得感を帳消しにするで。(呆訳)

eerie  :  薄気味の悪い,不気味な

eighth notes  :  8分音符

eighth rest  :  8分休符

either A or B  :  AかそれともB

either way  :  どちらにしても

elaborate  :  複雑な,入り組んだ,複雑になる

elaborate on  :  ~を詳述する

elaboration  : 精巧さ 

  Yet even without tongue elaborations, it's a fun tune to play.
  巧みなタングブロックせんかて、吹いてて楽しい曲やで。(呆訳)

elsewhere  :  他のどこかで

elusive  :  覚えにくい

embellishment  :  装飾音

ember  :  残り火

embody  :  盛り込む

embouchure  :  楽器を吹くときの口の形や筋肉の使い方のこと。アンブシュア。

emitting poison gas  :  毒ガスを放つ

emphasis  :  力強さ,強調

emphasize  :  強調する

encounter  :  出会う

encrusted  :  ~でおおわれた

engrossing  :  夢中にさせる

enhancement  :  拡張,強調 ここでは音響的な効果の拡張、エフェクトのこと。 

  But you may want to include a few enhancements (or effect) that make the harmonica sound fuller and richer.
  せやけど、ハーモニカの音色をごっつぅ豊かにするためのエンハンスメント(ってかエフェクト)を少し入れたくなるやろ?(呆訳)

enlarge  :  広がる

enthusiasm  :  熱烈な興味

enthusiastic  :  熱狂的な

entire  :  元のままの

entrust  :  (修理に)預ける

equilibrium  :  均衡,感情の安定

essential  :  不可欠なもの

even for  :  ~にとってさえ

even without words  :  歌詞はなくても

even-numbered  :  偶数の

eventually  :  最終的に,ゆくゆくは

everything else  :  他の全て

evocative  :  感情に訴えるものがある

exact  :  ぴったりの

exaggerate  :  誇張する

excessive  :  過度の

excursion  :  逸脱

exemplify  :  ~の良い例となる

exhale  :  息を吐く(吹く)/ blow, (breath) pushと同意

expel  :  吐き出す,放出する

exploit  :  活用する,生かす

exploration  :  探検,探査

expression  :  表現

expressive  :  表情豊かな

extremely  :  とても


[F]  

fabric  :  織物

fairly  :  かなり,まあまあ,順調に

faithful  :  熱狂的ファン

faking  :  ごまかして演奏すること

fall into place  :  物事が思い通りに進み出す

fall off  :  ある音から低い音(左)の方向にスライドダウンするテクニック

fall to ~  :  ~の分担になる 

  If the role leader falls to you, be sure to give clear signals with looks, gestures, and body language when something is about to happen.
  リーダー役がふられたならな、何かが起きそうな時にアイコンタクトやジェスチャー、ボディーランゲージで明確な合図を出すようにしてな。(呆訳)

familiarity with  :  ~に熟知していること,~を熟知している

fanatic  :  熱狂的なファン

far-reaching implication  :  広範に広がる影響

fascinating  :  魅力的な

fascinating account  :  魅力的な説話

fasten  :  固定する

fatigue  :  疲れ,疲労

fatigued  :  金属疲労した

feat of strength  :  力業

feedback  :  いわゆる「ハウリング」のこと。マイクとアンプで起こるキーンってやつ。フィードバックというと、ジミヘンやサンタナなんかがギターでやるやつってイメージがありますけど。ちなみにハウリングは和製英語らしいですよ。

fiddle  :  バイオリンのこと。カントリーや民族音楽(アイリッシュとかね)などで使われる俗称。クラッシックでこの呼称を使うと怒られる(たぶん)。

fiddle tune  :  フィドル(フォークやカントリーで使われるバイオリン)の曲

figure out  :  ~であるとわかる,~を見極める,把握する

fill(fill-in)  :  フィルイン,ジャズやロックなどの、歌詞と歌詞の間や、曲と曲の間などを埋めるための即興演奏。

final summation  :  締めくくり

finesse  :  技巧

finicky  :  細心の注意が必要な

firetruck  :  消防車

firmly  :  しっかりと

flair  :  センスの良さ,直感的識別力

flavor  :  趣,特色

flaw  :  欠点,欠陥

flawlessly  :  完璧に

flow  :  よどみなく進む

fluent  :  流ちょうな

fluent in  :  ~を流ちょうに操る

fluently  :  流ちょうに

fluffy  :  ふわふわの

fluidly  :  流れるような,ゆったりした

food residue  :  食べ物のかす,食べかす

fooled into thinking that ~  :  ~だと思い違いをする

for instance  :  例えば

forbid  :  ~を禁じる

forearm  :  前腕(肘から手首までですな)

forefinger  :  人差し指

forge  :  築く

fork out  :  (お金を)差し出す

fork-influenced popular songs  :  フォークに影響を受けたポピュラーソング(ざっくり、「フォーク系の曲」ってことですな)

form  :  (「1コーラス目で○○、2コーラス目で××・・・」といった使われ方をするときの)いわゆるコーラスのこと

forsake  :  (信仰など)をやめる

fortunately  :  幸いにも

fraction  :  分数

fragment  :  破片,かけら.

fragmentary  :  断片的な

frequency  :  周波数,振動数

fret  :  心配する,思い悩む

fumble  :  口ごもる,手探りする


[G]  

gag reflex  :  息が詰まる反射.(のどの奥に指を突っ込むと「おえっ」てなる反射のことじゃないかな。)

gasp  :  息切れする(本来はあえぐ、あえぎながら言うの意味だけど、ハーモニカを吹くときに空気が足りなくなってしまう(もしくはこれ以上吸えない)状態になることを指していると思う)

general term  :  一般用語

germ  :  細菌,病原菌

get involved  :  関わるようになる

gimmick  :  仕掛け,ギミック

glide  :   すべる,すべるように動く

gliding  :  こっそりとなめらかに演奏する

glottal  :  声門の

glottis  :  声門

go too far  :  行き過ぎる,度を超す

gorgeous  :  素晴らしい,かっこいい

grace note  :  装飾音のこと。ある音を強調するために、その音の隣の穴の音からスライドして、その一瞬だけ発声させる音。なめらかに移動させるために、その楽器においてすぐ隣の音(もしくはかなり近い音)になるので、一般的には半音もしくは1音離れた音がよく使われるが、ハーモニカの場合はすぐ隣の穴になるので、音程としてはちょっと離れた音になる。

grasp  :  理解する,把握する,獲得しようとする

grasp  :  

grasp  :  把握する

grassroots  :  民衆に根ざした 

  The use of blues-based harmonica in gospel music is a grassroots phenomenon that was little noticed for decades but is now gaining wider recognition.
  ゴスペル音楽におけるブルースベースのハーモニカの使用は、草の根的な現象でな、何十年もほとんど注目されへんかったんやけど、今では広く正しく評価されるようになったんやで。(呆訳)

grassy  :  草で覆われた

grimace  :  顔をゆがめる,顔をしかめる

ground rule  :  基本原則

gunk  :  (ベトベトした)カス,汚れ

gussy up  :  飾りたてる


[H]  

half notes  :  2分音符

half rest  :  2分休符

half-steps  :  半音

half-tones  :  半音

halfway there  :  半分まで来ている 

  You're halfway there.
  それ半分出来てるで。(呆訳)

hallway  :  廊下

hammered split  :  ハンマードスプリット。タングブロックのテクニックのひとつ。例えば1番から4番までの穴をくわえて、2番3番をタングブロックをしたり解放したりを繰り返す。コードハンマーの発展形だけど、タングブロックしたときに音がでるのが1番4番の左右に分かれているのが特徴。

handful of  :  わずかの

hands-down  :  容易な,間違いのない,疑いのない 

  The hands-down best thing you can before attempting your first overblow is to get good at playing the blow bends in Holes 7 through 10.
  はじめてオーバーブローができるようになるには、あらかじめ7~10番穴のブローベンドが上手いこと出来るようになっとくのが鉄板やで。(呆訳)

hang  :  こつ,扱い方 get the hang of ~. ~のこつを掴む

hang out  :  ぶらぶらする 

  At a jam session, you can hang out for awhile, absorb the music and the social order, and then join in later when you feel ready.
  ジャムセッションでは、しばらくぶらぶらしながら音楽や決まり事を把握して、準備ができたら参加すりゃええで。(呆訳)

hang out in  :  ~をうろうろする

hard-to-duplicate  :  真似しにくい(って感じだと思う)

hark back  :  思い起こす

harness  :  役立てる,利用する

harp  :  言わずと知れたハーモニカのこと。竪琴ではない。

harsh  :  音が強すぎて不快な

harsh sound  :  耳障りな音

haunting  :  心に残る

haunting quality  :  記憶に長く残る音色

heave up  :  押し上げる,引き上げる

heavy labor  :  重労働

heel  :  手のひらの手首に近い部分

heritage  :  遺産,伝統

high-octane sorties  :  ハイオクでの急襲 ※ジョン・ポッパーやシュガー・ブルーのプレイを指して言っているので、「パワフルな早吹き」みたいな意味だと思う。

highballing  :  (トレインバンプで)鉄道が全速で走っている様子。列車の信号である吊り下げたボールが上に上がると「進め」を意味したところから、highball(進行の合図)となったらしい。

hiss  :  シューという音

hissing sound  :  シューシューという(空気が漏れる)音

ho-hum  :  退屈な 

  After all, what's amazing to harmonica players for technical reasons may seem ho-hum to an audience that doesn't share an insider's perspective.
  結局な、ハーモニカ奏者にとっては技術的に素晴らしいことかて、そんな見方せえへん聴衆にとってはつまらんもんにしか見えへんからな。(呆訳)

hog  :  ~を独り占めする

hollow  :  中が空洞の

hue  :  色

hum  :  ハミングする,鼻唄を歌う

hummable line  :  口ずさみやすいメロディー

hurdle  :  ハードル

hymn  :  賛美歌,聖歌

hypnotic  :  催眠(術)の


♪♪♪


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2021年7月1日木曜日

Harmonica For Dummiesを読む(単語編 A - C)

Harmonica For Dummiesを読むのつづきです。


♪♪♪


Harmonica For Dummiesをオススメしたのはいいですが英語ですし、何だよ英語出来ます自慢かよ、と思われるのも本意ではないので、この本を読むのに必要な単語をメモしておきました。

最初は専門用語やスラングだけにしようと思っていたのですが、結局しらべたものを一通り抜き出してみました。

あれ、ちょっと違わないか?というものもあるでしょうが、辞書に載っているのままではなく、前後の文脈から考えて訳を変えたものも含まれるので許して下さい。明らかに間違っているものがあったら、こっそり教えて下さい。

呆訳には余りツッコまないで下さい。呆訳なので(笑)。

とりあえず、今回はAからCです。


これの単語。

 [A]  

a bluegrass showpiece  :   ブルーグラスの名曲 showpieceは優れたもの,傑作という意味ですが、テンポが速いという文脈で出てくるので、ライブでの見せ場・盛り上げどころの曲という意味でしょうか?

a fast jazz scorcher  :   すごく早いテンポのジャズの曲のことかなぁ? scorcherは非常に熱いもの,すごいものという意味で、野球の弾丸ライナーという意味もあります。bebopみたいなニュアンスでしょうか?

a matter of ~  :  わずかな~

abbreviated  :  短縮された,略された

abdomen  :  腹部.胸郭とウエストの間のことなので、つまりお腹。

abdominal breathing  :  腹式呼吸

abdominal surge  :  腹部を急に高めること(腹式呼吸で力を込めることかな?)

abdominal thrust  :  腹部で強く押すこと(腹式呼吸で音を押し出したり止めることだと思います。)

abruptly  :  急に,パッと

absolute pitch  :  絶対音感

absorb  :  吸収する,理解する

accidental  :  臨時記号.♯,♭,♮のこと

accommodate  :  対応する

accompaniment  :  伴奏

accompany  :  伴奏する

accordion  :  アコーディオン

account for  :  釈明する

accuracy  :  正確さ

accurately  :  正確に

ache  :  (~することを)熱望する,切に願う

acquaint  :  分からせる,精通させる

acquainted with  :  ~に詳しい

acquire  :  習得する

acquisition strategy  :  企業買収戦略

adaptation  :  編曲

add up to A  :  ひっくるめるとAになる

address  :  対処する

adhesive tape  :  粘着テープ

adventurous  :  大胆な

affectionate  :  愛情の込もった

afflicted with  :  ~に悩む

after a while  :  しばらくすると

after all  : 結局のところ,どうあろうと

  What the new note will sound like when you get there. After all, how will you know you’re in the right place if you don’t know what the right place is?
  そこ行ったらどんな音か(を知っとくこと)やな。そもそもそれを知らんかったら、そこが正しい場所やって分からへんやろ?(呆訳)

after all  : やはり,結局のところ

  Notice that I said 'tunes' and not 'songs'. After all, a song is something you sing.
 「歌」やのうて「曲」って言ったことをわかってな。結局、歌っていうのは「歌うもの」や。(呆訳)

aggravation  :  いらだち

ahead of the game  :  優勢な

air column  :  気柱のことだけど、ここでは肺の一番底から唇までの息をコントロールする部分全体を指す。

airtight  :  気密性が高い(息漏れしにくい)

ambulance  :  救急車

amiable  :  和やかな

ancestor  :  先祖,祖先

anticipate  :  ~を予測する

antithesis  :  正反対,アンチテーゼ

anxiety  :  不安

anymore  :  もはや

apex  :  最上部

apparent  :  見えている

application  :  今どきはパソコンやスマホのアプリを指すことが多いですけど、この本の中では「努力」「精進」「集中してやること」の意味で使われています。

approximately equal to  :  およそ~に等しい

Arabic numerals  :  アラビア数字

arithmetic  :  算数

articulate  :  (音を)発する

artistically  :  芸術的に

as in  :  ~などで見られるような

as long as  :  ~さえすれば

aspire to  :  ~を希望する

astonishingly  :  驚くほど

at a certain point  :  ある時点で

at any given moment ~   :  いかなる瞬間でも

at least in the beginning  :  少なくとも初めは

automotive feeler gauge  :  車用の隙間ゲージ

auxiliary  :  補助的な

awhile  :  しばらくの間

awkward  :  扱いにくい,下手な


[B]  

bagpipe  :  バグパイプ

ball bounce  :  ボールが弾む

bandolier  :  弾薬帯のこと。ランボーが肩にかけてるヤツですね。つまりハーモニカホルダー 。

  ..., vests or bandoliers festooned with pouches containing a dozen or so harmonicas.
  ...、 1ダースくらいのハーモニカを入れた小袋で飾られたベストや弾薬帯(みたいなハーモニカホルダー)(呆訳)

bar  :  小節(measureと同義)

barely  :  かろうじて

barline  :  小節を区切る縦線.小節線のこと

Be sure to  :  必ず~しなさい

beat  :  うなり。音楽用語でbeatというとどうしてもリズム・拍を連想しがちですが、2つの音がずれているときに発生するうなりもbeatというので注意です。複音ハーモニカのビブラートもbeatの一種です。

bedrock  :  基礎の

beeswax  :  蜜蝋

bellows  : " ふいご,送風機 

  You can sound the notes using the store's harmonica tester, which is a bellows that lets you sound out individual holes or several hales at once without actually playing the harp.
  実際に(売りもんの)ハーモニカに口付けんかて、お店のハーモニカテスターっていう送風機を使えば、一個の穴でもいっぺんに複数の穴でも、音を鳴らすことができるんやで。(呆訳)
  ※ ハーモニカテスターは見たことがありません。ハーモニカ専門店に行くとあるのでしょうか。

beneath  :  ~の真下に

benefit  :  ~のためになる,利益になる

bent  :  本来は「曲げる」の意味。つまりbendと同じ

besides  :  ~に加え

better off  :  (~した方が)もっとうまくいく

big deal  :  大事なこと

blast  :  強く吹くこと

blowout  :  破裂,爆発

boing  :  ある音から高い音(右)の方向にスライドアップするテクニック

bold enough to ~  :  大胆にも~する

  You may even feel bold enough to step forward and sing a tune or two. 
  一歩前に出て、大胆にも1,2曲歌ってみよかってなるかもしれへんな、君。(呆訳)

boneyard  :  墓場

borrow  :  借りる,取り入れる,拝借する

borrow from  :  ~から借用する,~から取り入れる

bother to  :  わざわざ~する

bow out  :  身を引く,退く

brag about  :  ~を誇示する

bray  :  耳障りな音を出す

bullet mic  :  SHUREの520DXなどに代表される、「ハーモニカと言えばアレ」の砲弾型のマイク

bulletin board  :  掲示板

bunch of  :  大勢の

bury in  :  ~に埋める


[C]  

cave man  :  (石器時代の)穴居人

Celtic  :  ケルトの

(air) channel  :  ハーモニカの穴とほぼ同義.私見だけど、穴というと穴そのものもしくは穴の周辺、チャネルというと空気が通るコームとリードプレートに囲まれた細長い部屋を指すようなニュアンスかなと。

channeling  :  チャネリング,霊媒,瞑想(めいそう)などで死者と会話する行為

characteristic  :  特徴,特色

check out  :  ~をよく調べる

cheek  :  ほお

cheerful  :  陽気な

chew  :  ~をかむ

chisel  :  きさげ

chiseled  :  のみで刻まれた

  They aren't laws chiseled on a stone tablet.
  それらは石版に刻まれた法律ってわけやないからな。(呆訳)

chops  : (身体的・物理的な)演奏テクニック 

  Some, such as Huey Lewis and Steven Tyler, show strong blues chops.
  ヒューイ・ルイスやスティーブン・タイラーみたいに、強力なブルース・チョップを見せるのもおるな。(呆訳)

choral  :  合唱音楽の

chord  :  和音,コード

chord hammer  :  コードハンマー。タングブロックのテクニックのひとつ。例えば1番から4番までの穴をくわえて、1番から3番までのタングブロックをしたり解放したりを繰り返す。舌先をハンマーみたいに使うからかな?

chord progression  :  コード進行

chord rake  :  コードレイク。タングブロックのテクニックのひとつ。例えば1番から4番までの穴をくわえて、1番2番をタングブロックをしたり、3番4番をタングブロックをしたりを繰り返す。タングブロックしたときに音がでるのが3番4番の和音、1番2番の和音といった、和音を繰り返すのが特徴。

chord texture  :  和音で作られる効果

chordal  :  和音で構成される

Christianity  :  キリスト教

chronologically  :  年代順に

chunk  :  (切り分けられた)塊,(フレーズ)

clamp down  :  しっかりと締め付ける

clarify  :  ~を明確にする

clef  :  音部記号(ト音記号、ヘ音記号など)

clockwise  :  時計回りに

clog  : 詰まる,塞ぐ 

  A warm harmonica resists moisture buildup and clogging, and it may respond more readily than a cold harp.
  暖かいハーモニカは結露の詰まりに強いし、冷えたハーモニカより反応がええやろな。(呆訳)

closest friend  :  親友

closeted  :  内緒の

coalesce into a single sound  :  ひとつのサウンドにまとまる

coffee cup technique  :  マグカップを持ってハンドカップ奏法をすること

coherent  :  首尾一貫とした

come up with  :  思いつく,見つけ出す,提案する

come-down  : 12小節のブルースの9,10小節目  

  The come-down introduces the V chord. The V chord is played for one measure, and then it comes down to the IV chord for one measure.
  カムダウンはドミナントコード(V)で始まるで。ドミナントコード(V)を1小節、そしてサブドミナント(IV)に下がっての1小節や。(呆訳)

command of ~  :  ~を自由に操れる能力

compel  :  人の心を強く動かす,xxを~せずにはいられない気持ちにさせる

compelling  :  人を引きつける,感動的な

complicate  :  複雑にする,込み入らせる

component  :  構成要素

concept  :  (基本的な)理解

conclusion  :  締めくくり

confidence  :  自信

conform with  :  ~と一致する

confront  :  対決させる

congregation  :  礼拝に集まった信者達

consecutive  :  連続した

consequently  :  それ故に

contend with  :  ~に取り組む

continuum  :  連続したつながり

contour  :  輪郭,曲線

contract  :  収縮する,縮まる

  Let your abdomen expand as you breathe in and contract as you breathe out.
  息を吸うときはお腹を膨らませて、吐くときはお腹をへこませるんやで。(呆訳)

contradance  :  コントルダンス,2列に並んで向かい合って踊るダンスの総称。18世紀にフランスで流行したダンス。2拍子系のテンポの速い陽気な踊り。

contradictory  :  相反する

controversial  :  議論を引き起こす

conversation  :  会話

cooperating  :  協力

corner switching  :  タングブロックのテクニックのひとつ。例えば1番から4番までの穴をくわえて、1番2番3番をタングブロックし4番の音を出している状態から、2番3番4番をタングブロックし1番の音を出している状態にパッと切り替える。こうすることで4番の音から1番の音に素早く飛び越えることが出来る。

corny  :  酷く感傷的な,あか抜けない

correspond to  :  ~に相当する,~に対応する

correspondence  :  一致

corresponding to  :  ~に相当する,~に対応する

corrode  :  (金属が)腐食する

cough  :  咳をする

counterclockwise  :  反時計回りに

counterintuitive  :  直感に反した

countertop  :  (台所の)調理台

couple with  :  ~と結びつける

cramp  :  束縛する

cramp A's style  :  Aの行動を妨げる,Aの能力を十分に発揮させない

credibility as singer  :  歌手としての信頼性

creep  :  入り込む

creep in  :  這って入る,忍び込む

crisp  :  (音が)くっきりした

cultivate  :  (技能・品性・態度など)を養う,みがく,高める

cultural value  :  文化的価値

cup  :  手をカップの形にする

cupping and uncupping  :  ハーモニカを持つ手を開いたり閉じたりして、ワウワウサウンドを出すテクニック

curvature  :  湾曲

cushion  :  クッション


♪♪♪


なんだよ、こんな単語も知らないのかと笑われるかもしれませんが、そのとおり、僕の英語力はこんな程度です(笑)。参考になれば幸いです。


♪♪♪


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2021年6月1日火曜日

Harmonica For Dummiesを読む


洋書の教則本の話です。


ハーモニカは独学です。地方に住んでいると、なかなか先生に教わる機会もありません。さっぱり上手くなりませんな。そうなるとネットや教則本が頼りです。

ギターやベースと比べてマイナーな楽器であるハーモニカには、教則本の選択肢が少ないです。楽器屋の譜面売り場でも、アマゾンでも今ひとつ「これ」というものが見つかりません。

そんな時には洋書を探してみるのも一案です。そして見つけたのがこれです。Harmonica for Dummies(2nd Edition)


じゃ〜ん。


出版社は米国です。もちろん内容は英語で書かれています。でも、何と言っても全20章・約400ページに渡って10ホールズハーモニカの選び方、吹き方、手入れに関する基礎が語られています。

  1. What Is This Thing Called Harp?
  2. Becoming a Harmonica Owner
  3. Making Your First Harmonica Sounds
  4. Relating to Notes, Scales, and Chords
  5. I Hear a Melody: Playing Single Notes
  6. Shaping Your Sound
  7. Enhancing Your Sound with Your Tongue on the Harp
  8. Bending Notes
  9. Positions: Playing One Harp in Many Keys
  10. Fancy Playing: Developing Flair and Speed
  11. Mastering New Songs
  12. Behind the Hidden Treasure: Bending  Notes Up
  13. Rockin' and Bluesin'
  14. Expressing Yourself with Some Folk and Gospel Melodies
  15. Fiddlin' the Night Away with Traditional Dance Tunes
  16. Putting It All Together -- Your Tunes, Your Band, Your Listeners
  17. Amplifying Your Sound
  18. Improving your Harmonica with Prepairs and Upgrades
  19. Ten(Or More) Ways to Connect in the Harmonica World
  20. Way More Than Ten Harmonica Albums You Should Hear

出版社のサイトには、本を補足する動画や音声ファイルも充実しています。

10ホールズハーモニカ全般についての内容ですから、いわゆる”ブルース”ハープとしての内容は少ないです。つまり「いかにもブルースハープ的な、あのフレーズ」みたいな内容は薄いです。どちらかというと、10ホールズ吹くならまずこれは知っとけ、な内容です。

この本で基礎を学んでから、同じDummiesシリーズで同じ著者のBlues Harmonica for Dummiesでブルースの世界に進んでいくという道筋のようです。こっちは持ってないので何とも言えませんが、次に買ってみようかなと思っています。


ブルースはこっち。


確かに日本語じゃないのはきついですが、フランス語でもドイツ語でもなく英語ですから、辞書を引きながら何とか読んでいます。どんなに良い本でも英語じゃなーという方は、電子版を購入してGoogle翻訳DeepLに少しずつ貼り付けながら読むという手があります。便利な世の中です。

洋書だと、Mel Bayなんかも良い本が揃ってます。ギターではお世話になりました。洋書の良いところは、サンプルや練習曲がなかなか良いことです。いくら初心者だからといって、きらきら星とか吹きたくないですもんね(それはそれで良いものだとは思いますけど)。フレーズなんかも日本の教則本とはちょっと違うのです。

上手く言えないのですが、日本の教則本は何だかんだ言っても日本っぽいんですよね。ああ日本人が好きそうな感じだなと。日本の音楽ならそれでいいですけど、ロックやブルースはやっぱり本場にはかなわないです。


♪♪♪


何とか日本の音楽系出版社で邦訳出版してもらえないですかねー。ハーモニカだと難しいですかね? 儲かりそうにないですもんね。ムリかー。


♪♪♪


しかし、「Harmonica for Dummies」ってタイトルはちょっとひどいですね(笑)。"dummy"には、赤ちゃんのくわえる「おしゃぶり」の意味がありますし、他にも「バカ」とか「間抜け」の意味もあります。

つまりこのタイトルは、「よちよち歩きの初心者のためのハーモニカ教本」とか「どんくさいヤツ用ハーモニカ教本」みたいな意味でしょうか。日本風に言えば「猫でも吹けるハーモニカ」って感じになるでしょうか。


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オススメだぜ。

2021年5月1日土曜日

AndroidのSpinnerをちょっと変えてみる。

AndroidのUIのひとつにSpinnerがあります。

いくつかの候補から対象を選ぶときに最適なドロップダウン(プルダウン)リストが主な使い道です。見た目は違いますが、iOSならUIPickerViewがそれに相当します。

こんなの。



ところがこのSpinner、表示内容に対してwidthが十分取れないと残念な見た目になってしまいます。

ドロップダウンのリスト部分は画面に被って表示されますから、画面幅を超えない限り長くても大丈夫ですが、選択されたアイテムが表示されるSpinner自体はレイアウトに左右されます。

そこでどうしたいのかというと、ドロップダウンのリスト部分と選択されたアイテムの短縮形を表示したいのです。「ジミ・ヘンドリックス」を選ぶと「ジミヘン」になるようにね。


♪♪♪


標準的なSpinnerがセットアップされている前提です。


♪♪♪


まずは、ドロップダウンのリスト部分と選択されたアイテムのペアを格納するデータクラスを作成します。
値を入れて、取り出すだけなので処理は空っぽです。もちろん、凝った表示が必要なら処理を書きます。

Spinnerとリスト部分のレイアウトは基本的に変わりませんが、それぞれ名前(id)をつけます。


専用のカスタムアダプターを作成します。


あとは、データの型をStringからドロップダウンのリスト部分と選択されたアイテムのペアを格納するデータクラスに変更して、ArrayAdapterをカスタムアダプターに変更すればOKです。


これでこんな感じでいけます。

GitHubにこのサンプルを置いておきました。

やっぱりこれだよ、これ。

2021年4月1日木曜日

ワンコインのハーモニカってどうなのよ、の話5(まとめ)


 「ワンコインのハーモニカってどうなのよ、の話4(HOHNER Happy Harp編)」のつづき、まとめです。


結局どうなのよ、です。


ARIA AH-1020とHOHNER Happy Harpは同じワンコインのハーモニカですが、商品としての性格がちょっと違います。

有り体に言えば、前者は普通のテンホールズハーモニカの廉価版、後者はよく出来たオモチャって感じですか。


どうですか、これ。


もし、どうしてもどちらかを人に薦めなければいけないとしたらHappy Harpかなと思います。でも、プラスチックのカバープレートはさておき、アルミのリードプレートがなぁ。

一方、AH-1020のリードはちょっと堅いです。堅いというより、弾力性に欠けて脆そうと言った方が的確かもしれません。まさか、ハードに使っているとある日リードがポッキリと、、、そしてそれを吸い込む。。。なんてね。


きゃー、怖い、怖い。

さすがにそれはないよね。


でも、ARIAの方は全然ダメかというと、んー、確かにハーモニカとしては全然ダメなんですけど(笑)、メンテナンスの練習や改造を試す実験台としての位置づけならどうでしょう。

チューニング、アゲミの調整、エンボッシングといった作業は、うっかりするとリードプレートごとダメにしてしまうこともあります。リードの交換なんかだとなおさらです。いきなり上手くいくとは限らないので、練習台にするということです。少なくとも、いきなり良いハーモニカをだめにするのは辛いですよね。

AH-1020のリードの脆さは、逆にメンテの練習に向いている気がします。

Happy Harpはリードプレートがアルミであることから、思い切った改造は出来そうもありません。でも、リードを削るのはいけますから、様々な音律やパディリヒターなどの変則チューニングを試してみるのもいいですね。

♪♪♪

僕の結論としては、楽器としてではない意味で、いろいろ遊んでみるのがいいんじゃないの?(まぁ、ワンコインだし)といったところです。


こちらもどうぞ。

ワンコインのハーモニカってどうなのよ、の話1

ワンコインのハーモニカってどうなのよ、の話2(ARIA AH-1020編)

ワンコインのハーモニカってどうなのよ、の話3(ARIA AH-1020編)

ワンコインのハーモニカってどうなのよ、の話4(HOHNER Happy Harp編)

若いなぁ。。。

2021年3月1日月曜日

ワンコインのハーモニカってどうなのよ、の話4(HOHNER Happy Harp編)

 

「ワンコインのハーモニカってどうなのよ、の話3(ARIA AH-1020編)」の続きです。


さて、今回はもうひとつのワンコインのハーモニカ、HOHNER Happy Harpです。


見ての通りカバープレートが樹脂製で、コームも青く透明です。思いっ切りオモチャっぽいというか、その名のとおり"happy"感が出てます。

手に持ってみると、これがやけに軽いです。

すげー軽い(笑)。

この軽さは樹脂のカバープレートから来ているのかなと思いながら、分解してみてびっくりです。


リードプレートがアルミ?


一見真鍮っぽく着色はされてますが、この軽さはアルミみたいです。真鍮も比較的柔らかい金属ですが、アルミはもっと柔らかいです。ネジ穴も潰しやすいですから分解時には慎重に扱う必要がありそうです。そういう意味でも、メンテナンスしながら長く使うということはちょっと難しいですね。

気密性はAriaほどスカスカではありませんが、やはりちょっと足りないです。そこで得意の紙ガスケットです。

またまた、頑張って切ったよ。

これを挟んで組み立てます。


前回同様、ガスケットにはコピー用紙を使いました。結果としては、気密性が何割かアップしました。それでもまだ十分とは言えませんが、リードプレートがアルミだってこともあるのでエンボッシングはやめておきます。

ガスケットの素材はもう少し厚み(弾力?)のある紙を使った方がより良いのかもしれません。試してませんが、コピー用紙なら2枚にしてみるのも良いかなと思っています。

♪♪♪

これで、それなりのハーモニカになったと思います。あくまで「それなり」なんですけどね。


こちらもどうぞ。

ワンコインのハーモニカってどうなのよ、の話1

ワンコインのハーモニカってどうなのよ、の話2(ARIA AH-1020編)

ワンコインのハーモニカってどうなのよ、の話3(ARIA AH-1020編)

ワンコインのハーモニカってどうなのよ、の話5(まとめ)

2021年2月1日月曜日

ワンコインのハーモニカってどうなのよ、の話3(ARIA AH-1020編)


「ワンコインのハーモニカってどうなのよ、の話2(ARIA AH-1020編)」のつづきです。

 

とりあえず全ての穴の音が出るようにはなりましたが、気密性がなくスカスカなのはそのままです。特に高い音のリードより低い方がスカスカです。これではリードに圧がかけられなのでベンドも出来ません。

じゃあ「リードプレートをエンボッシングするか」となりがちですが、そこはいったん置いておきます。というのも、リードを確認したときに思ったのですが、思ったほどリードとリードプレートの隙間は空いているようには見えなかったからです。

じゃあ、どこから空気が漏れているのか考えると、コームとリードプレートの間ということになります。

分解したときに観察してみましたが、リードプレートが歪んでいる様子にはなかったので、犯人はコームの成形精度の低さじゃないかと睨んだわけです。


♪♪♪


リードプレートのネジ穴に少しバリが出ていたのでサンドペーパーで削り取ります。

これでもう一度組み立て直して試してみましたが、あまり変わりません。

そこでこれです。コピー用紙をリードプレートの形に切り出して、リードプレートとコームの間に挟みます。車やバイクのエンジンのガスケットの要領です。

頑張って切ったよ。

これをコームとリードプレートの間に挟みます。


結果としては気密性が何割か上がりましたが、後もう少しです。そこで最後の手段「エンボッシング」です。


♪♪♪


エンボッシングについては賛否両論のようです。気密性を高めるには有効だという一方、デメリットも大きいという意見も多いです。

確かに、リードプレートのスリットの縁を潰してしまうわけですから、空気の流れを変えてしまうことになって色々影響が出そうです。

実際のところはどうなのか、早速やってみます。

音叉のお尻を使ってギュッと。

エンボッシングについてはコインや音叉の先端を使うなど色々あるようですが、とりあえずスタンダードに音叉のお尻の丸い玉の部分を使ってみました。

おお、気密性が。

リードプレートとリードの隙間を見た感じでは、それほど変わったようにはないようですが、吹いてみると、なるほど、グッと気密性が高まりました。これならベンドもいけます。予想していた以上の効果にびっくりです。

出来上がり。


おそらく一定以上のグレードのハーモニカなら、リードとリードプレートの間の気密性についてはアゲミの調整などで十分対応できると思いますが、工作精度の低い機種(つまりお安いモデル)ではエンボッシングも有効になってくるのかもしれません。

何事もやってみないとわからないものですね。


こちらもどうぞ。

ワンコインのハーモニカってどうなのよ、の話1

ワンコインのハーモニカってどうなのよ、の話2(ARIA AH-1020編)

ワンコインのハーモニカってどうなのよ、の話4(HOHNER Happy Harp編)

ワンコインのハーモニカってどうなのよ、の話5(まとめ)

最高や!

2021年1月1日金曜日

ワンコインのハーモニカってどうなのよ、の話2(ARIA AH-1020編)

 

「ワンコインのハーモニカってどうなのよ、の話1」の続きです。


早速ARIA AH-1020(D♭)を見ていこうと思います。



ケースの中にはハーモニカ本体に加え、ウェスと12キーの配列が書かれた取扱説明書が同梱されています。

ハーモニカのカバープレートには、傷防止の薄いブルーのビニールが貼られていて、大事にされている感が感じられます。アルコールでよく拭いてから(このご時世ですからね)試し吹きです。

案の定、気密性が低くスカスカです。お値段がお値段なので、そりゃそうだろうな、という感じです。

音程は、良くはありませんが、特別こりゃダメだって感じでもありません。Hohnerだって結構いい加減だったりしますからね。けっこう個体差があります。

それはそれとして、まぁOKなわけですが、、、3番ブロー(A♭)の音が出ない。

あかん。これはアカンぞ。

分解して、リードのセッティングを例のライトボックスで確認してみます。



ちょっとリードが傾いて引っかかってましたね。それと全体にアゲミが少なめなようです。さっと修正して組み立て直します。

で、そこで事件は起こります。カバープレートを取り付けるネジを片方なめました。

えっ?ここで?

リードプレートのように薄いパーツに対するネジの場合は慎重に締めますが、カバープレートのネジを締めるときはあまり気をつかわないのは確かです。

でもなぁ。。。

ネジの精度や材質が悪いのかそれとも運が悪いのかわかりませんが、とりあえず手持ちのネジで間に合わせます。ちょうど良い長さのネジがなかったので、かっこ悪いことになりました(笑)。



このネジはM2.6x15です。この15ミリでは長すぎるので、12ミリくらいのものがあればちょうど良いのではないでしょうか。残念ながら近所のDIYショップにはありませんでしたし、そもそも規格としてあるかどうか知りませんけど。

組み上がったハーモニカを吹いてみると、全ての穴がちゃんと音が出るようになりました。

めでたし、めでたし。

気密性も若干改善しましたが、やっぱりまだスカスカのままです。これにはちょっとアイデアがあるのです。


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