2018年8月15日水曜日

ごめんよ、クラレンス(前編)


テレキャスターのブリッジには、サドルが3ピースのものと6ピースのものがありますね。

テレキャスター(ブロードキャスター?)が開発された当時は3pでしたが、その後6pに変更されました。オクターブチューニングを正確に行うために必要な改良だったわけです。

では、現在のテレキャスターはすべて6pサドルなのかというと、むしろ3pサドルの方が多いくらいなわけです。それがテレキャスターサウンドの源泉なのかもしれませんし、見た目の無骨さが好まれる、というのもわからなくはないです。

で・も・ね、

そんなのオクターブチューニング合うわけないやろ。

申し訳程度にサドルを傾けたって、あんなの飾りやで。偉い人にはそれがわからんのです。
テレキャスター使ってる人って、アホなんちゃう?


わたくし、長年そう思って生きてまいりました。



♪ ♪ ♪



ですので、このテレキャスターも、買ったときは3pサドルのブリッジでしたが、ギターと一緒に6pサドルのブリッジも購入して、その足でリペアショップに持ち込んで交換しました。ついでにサドルは、評判のよかったKTSのチタンサドルにしました。


純正6pブリッジ+チタンサドル


そして、取り外されたブリッジはハードケースの中で、ほったらかしにされたまま現在に至るわけです。


♪ ♪ ♪



「カモメに帰る日(ちょっと確認)」 でストリングガイドをリペアショップで取り付けてもらった事を書きました。

その時ショップで色々話したのですが、3pサドルでもオフセットした(角度の付いた)サドルなら、オクターブチューニングもまぁまぁ合いますよ、という驚愕の事実を知るわけです。


え、まぢですか・・・。


帰宅して、ハードケースからブリッジを取り出して見てみると、オフセットしたサドルです。ギターを買ったとき以来のご対面です。もちろん、未使用なのでピカピカです。

FENDERのロゴがちょっと違いますね。

裏には謎のシールと、マジックで記号が。

もしこれがオフセットしていない平行なサドルだったら、サドルだけ買わないとなー、高価いかなー、と思っていましたが、


むむっ。これは試してみる価値あり、です。



そして後編に続きます。

※ 謎の'RoHS'のシールですが、これは有害物質に関するEUの法令の名前らしいので、おそらく「有害物質は使われてないよ」的な意味のシールじゃないかなぁ。



♪♪♪



こちらもどうぞ。
ごめんよ、クラレンス(後編)
ごめんよ、クラレンス(その後)

2018年8月1日水曜日

Certificate Expires(拝啓、1年後の君へ) iOS Distribution編


毎度まいど、「どうやるんだっけ?」な事になるアレの備忘録です。

2021/10/02追記
証明書の期限切れを知らせてくれるメールが日本語になりましたね。
あと、Apple Distribution・Apple Developmentというのが出来ているのですが、これ、iOSとMacが統合されるのでしょうか。いずれにせよ、「更新しろよ」と連絡が来たらそれぞれ言われたとおりに更新しておけばいいと思います。
またまた君か。



以前、「Certificate Expires(拝啓、1年後の君へ)」で、Mac開発者の証明書の更新方法について書きました。今回はiOS Distributionの更新方法です。

と言っても、内容は同じなので、あらためて書く必要性はないですが、そこは備忘録の備忘録たるゆえん、なきばら、はぁーうんどっく。。。


、、、もうしわけございません。


※2019/06/10 スクリーンショットが古くなったので修正しました。



♪♪♪



さて、やることは以下の3つです。
  1. キーチェーンアクセスの証明書アシスタントで、証明書要求(Certificate Signing Request(CSR))ファイルの作成する。
  2. Apple Developerのサイトで、証明書(.cer)ファイルの作成する。
  3. 証明書を、キーチェーンアクセスに登録する。



まず、1.の「証明書要求(Certificate Signing Request(CSR))ファイルの作成」ですが、毎回作成する必要はないので省略します。

※ もし「えー、ないよー」という場合は、「Certificate Expires(拝啓、1年後の君へ)」の1. をご覧ください。そのままです。そして、次回のために大切に取っておくのが吉です。





では2. からです。

2.-①  Apple Developerのサイト(URLはメールにもあります)にログインして、[Certificates, IDs & Profiles]を開きます。


2.-②  現在有効な証明書の一覧が表示されるので、Certificatesの横にある追加ボタン(+)を押します。
7月9日に期限が切れますね。


2.-③ 今回はiOS Distributionなので、 "iOS Distribution(App Store and Ad Hoc"を選択して、[Continue]ボタンを押します。


2.-④  上記1.の、証明書要求(Certificate Signing Request)ファイルのアップロードを行います。
[Choose File]を押して、

1.の証明書要求ファイルを選択して、

[Continue]を押せば、アップロードされます。


2.-⑤  証明書要求(Certificate Signing Request)ファイルがアップロードされると、即座に証明書ファイル(ios_distribution.cer)が生成されますので、ダウンロードします。
[Download]で証明書ファイルをダウンロード。

ダウンロードされた証明書ファイル




最後は「3. 証明書のキーチェーンアクセスへの登録」です。

3.-①  キーチェーンアクセスを開いて、メニューの[ファイル]→[読み込む]を選択します。
キーチェーンアクセスは、Launchpad→その他 にあります。


3.-②  上記2.-⑥でダウンロードした証明書ファイル(ios_distribution.cer)を選んで、[開く]を押します。


3.-③  無事、キーチェーンアクセスに証明書が登録されました。
できあがり。

以上です。


1年後の自分へ。
いつも、「どうやるんだっけー?」って迷うから書いておいたよ。