「ワンコインのハーモニカってどうなのよ、の話3(ARIA AH-1020編)」の続きです。
さて、今回はもうひとつのワンコインのハーモニカ、HOHNER Happy Harpです。
見ての通りカバープレートが樹脂製で、コームも青く透明です。思いっ切りオモチャっぽいというか、その名のとおり"happy"感が出てます。
手に持ってみると、これがやけに軽いです。
すげー軽い(笑)。
この軽さは樹脂のカバープレートから来ているのかなと思いながら、分解してみてびっくりです。
リードプレートがアルミ?
一見真鍮っぽく着色はされてますが、この軽さはアルミみたいです。真鍮も比較的柔らかい金属ですが、アルミはもっと柔らかいです。ネジ穴も潰しやすいですから分解時には慎重に扱う必要がありそうです。そういう意味でも、メンテナンスしながら長く使うということはちょっと難しいですね。
気密性はAriaほどスカスカではありませんが、やはりちょっと足りないです。そこで得意の紙ガスケットです。
これを挟んで組み立てます。
前回同様、ガスケットにはコピー用紙を使いました。結果としては、気密性が何割かアップしました。それでもまだ十分とは言えませんが、リードプレートがアルミだってこともあるのでエンボッシングはやめておきます。
ガスケットの素材はもう少し厚み(弾力?)のある紙を使った方がより良いのかもしれません。試してませんが、コピー用紙なら2枚にしてみるのも良いかなと思っています。
♪♪♪
これで、それなりのハーモニカになったと思います。あくまで「それなり」なんですけどね。
こちらもどうぞ。
ワンコインのハーモニカってどうなのよ、の話2(ARIA AH-1020編)
ワンコインのハーモニカってどうなのよ、の話3(ARIA AH-1020編)