そこでチューニングメーターですよ。奥さん。
市販されているものはだいたい大丈夫だと思うので、特別高価なものである必要はありません。利用する状況に応じて決めると良いのではないでしょうか。例えば、エレキギターならシールドを直接つなぐことができるタイプとか、アコースティックギターならクリップ式のものだとか。
クリップ式だと、ちょっと古いですがKORGのAW-1を持っています。アコースティックギターはもちろん、ソリッドボディーのエレキギターでも大丈夫です。ヘッドというかネックって、思っている以上に振動してるんですね。あと、メーターが機械式じゃないもの方が、少しくらい雑に扱っても故障しにくいかもしれません。
どれもちょっと古いですが。 |
普段のチューニングに加えて、エレキギターの場合はオクターブチューニングが必要です(あ、いや、アコースティックギターでも本来必要ですが、自分でやる人は少ないと思います。僕もやったことはないです)。つまりサドルの調整ですね。最低でも弦を交換したタイミングでは行うべきです。これはチューナーなしでは無理です。工夫すれば、できなくはなさそうですが、そんなこと普通はやらないでしょう。素直にチューナーを使いましょう。21世紀なんですから。
チューナーの使い方ですが、合わせたい音を設定する方法は機種によって違いますが、メーターの見方は同じです。針が真ん中が音があっている状態、左が低い(フラット)、右が高い(シャープ)です。
アプリのヘルプ用に作った動画があるので、よかったら見てみてください。(画質が良くないのは、スマホ用に少しでもパケットを節約して見てもらえるようにするためなので、許してください)
合わせたい弦を、びーんと鳴らしたとき、針が真ん中より左を指していたら、ゆっくりとペグを巻き上げて、中心を指すようにします。
もし、真ん中より右を指しているときは、ギターの音が高いので、ペグを回して緩めればいいわけです。でも、音を合わせるときには「低い方から巻き上げながら合わせる」というのがお約束でしたから、一度針が左側に来るまで緩めてから、ゆっくりと巻き上げながら針を真ん中に合わせるのがいいと思います。
こんな感じで、チューナーがあればチューニングを素早く簡単にできます。そして何より正確です。必携です。
「チューニングなどという(貴族編)」に続きます。