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2017年12月1日金曜日

チューニングなどという(貴族編)

「思うところあって」と、ギターのチューニングについて書いてきました。

チューニングなどという(まずは基本ですよ編)
チューニングなどという(これはアカン編)
チューニングなどという(そしてリベンジ編)
チューニングなどという(だからチューナー編)


まぁ、自分のアプリのPRのために書いたわけですけど。最後は、その「思うところ」をふたつばかりちょっと。


ひとつめは、「これはアカン編」で書いた、ハーモニクスを使ったチューニング方法はだめだということ。

今どきチューナーも安いですし、みんな使ってるだろと思っていたのですが、YouTubeを見ると、「ちょっと通っぽいチューニング方法」みたいな体でハーモニクスでのチューニングを披露していたりするわけです。何人も。中には、ギタースクールの講師と称する人すらいたりするのです。そして再生回数もかなり稼いでいます。


あかんでしょ、これ(笑)。


ま、それがこの一連のシリーズを書くきっかけだったわけです。


ふたつめは、初心者がチューニングメーターを使うことに反対する方がいることです。

自分の耳でチューニングすることで耳を鍛えることができるんだ、という主張です。もちろん考えは人それぞれですが、それはちょっとどうでしょうか。

そもそも、チューニングで耳を鍛える(音感を鍛える)、ってなに?

今まで書いてきたように、ギターのチューニングなんて二つの音が同じになるように調節することです。わんわん鳴る唸りが出ないようにユニゾンでぴったり合わせるだけのことです。

ギターの音に耳をすまして集中すること自体は良いことですし、大切なことだとは思いますが、それってチューニングでやる必要があるでしょうか。

僕は、初心者こそチューニングメーターを使うべきだと思ってます。

そもそも、音感を鍛えると言ったって、正しくチューニングされていないギターを、初心者がああでもないこうでもないとペグを回したところで、耳が鍛えられるなんてことは考えにくいです。時間の無駄ですよ。さっさとチューナーで正しく合わせて、少しでも多く練習した方が、よほどマシです。

例えば、ピアノを学ぶ人は、まず、ピアノの調律を学ばなければならないなんてことはないでしょう?それともピアニストは音感が悪いのでしょうか?

チューニングは、楽器を演奏するための準備であって、練習でもトレーニングでもありません。

ギターに限らず、初心者にとって最も大切なことのひとつは、正しくチューニングされた楽器を弾くことだと思います。普段から正しくチューニングされた楽器を弾くことで、正しい状態が身について、そしてもし合っていないときに「あれ、おかしいな?」ってわかるようになると思うのです。

つまり、正しくチューニングされた楽器によって音感が磨かれるのであって、音感を磨くのにチューニングをするのではないです。結果と過程をすり替えてはいけないと思います。


”そう、チューニングなどという雑事は、使用人 チューナー に任せておけば良いんですよ。” 
by 貴族探偵





2017年11月1日水曜日

チューニングなどという(だからチューナー編)

チューニングについて書いてきましたが、初心者にとって、ギターを正しくチューニングするのは、なかなか大変です。


そこでチューニングメーターですよ。奥さん。


市販されているものはだいたい大丈夫だと思うので、特別高価なものである必要はありません。利用する状況に応じて決めると良いのではないでしょうか。例えば、エレキギターならシールドを直接つなぐことができるタイプとか、アコースティックギターならクリップ式のものだとか。

クリップ式だと、ちょっと古いですがKORGのAW-1を持っています。アコースティックギターはもちろん、ソリッドボディーのエレキギターでも大丈夫です。ヘッドというかネックって、思っている以上に振動してるんですね。あと、メーターが機械式じゃないもの方が、少しくらい雑に扱っても故障しにくいかもしれません。

どれもちょっと古いですが。

普段のチューニングに加えて、エレキギターの場合はオクターブチューニングが必要です(あ、いや、アコースティックギターでも本来必要ですが、自分でやる人は少ないと思います。僕もやったことはないです)。つまりサドルの調整ですね。最低でも弦を交換したタイミングでは行うべきです。これはチューナーなしでは無理です。工夫すれば、できなくはなさそうですが、そんなこと普通はやらないでしょう。素直にチューナーを使いましょう。21世紀なんですから。

チューナーの使い方ですが、合わせたい音を設定する方法は機種によって違いますが、メーターの見方は同じです。針が真ん中が音があっている状態、左が低い(フラット)、右が高い(シャープ)です。

アプリのヘルプ用に作った動画があるので、よかったら見てみてください。(画質が良くないのは、スマホ用に少しでもパケットを節約して見てもらえるようにするためなので、許してください)

合わせたい弦を、びーんと鳴らしたとき、針が真ん中より左を指していたら、ゆっくりとペグを巻き上げて、中心を指すようにします。

もし、真ん中より右を指しているときは、ギターの音が高いので、ペグを回して緩めればいいわけです。でも、音を合わせるときには「低い方から巻き上げながら合わせる」というのがお約束でしたから、一度針が左側に来るまで緩めてから、ゆっくりと巻き上げながら針を真ん中に合わせるのがいいと思います。


こんな感じで、チューナーがあればチューニングを素早く簡単にできます。そして何より正確です。必携です。




「チューニングなどという(貴族編)」に続きます。