「Blender2.6マスターブックを読む 第1〜5章」からの続きです。
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第6章 Blender入門
6.1 人型モデルをオブジェクト操作で作る
ここでは、カカシのようなオブジェを作りながら、基本的な操作を学んでいきます。
6.1.1 オブジェクトの配置とモデリング
[Step7]
ズームインの挙動が、透視法射影(Perspective)と正射影(Orthographic)で違うはずなんですが、変わりません。自動パース(Auto Perspective)も効かないです。
何か間違えたかな?と思いますが、よくわからないので、とりあえずここではテンキーの.(カンマ)でズーム対象が変更できることを覚えておきます。
[Step9]
オペレータは、オブジェクトが追加されたとき’だけ’に表示されるというところが重要です。
こんな感じですか。 |
6.1.2 カメラの設定とレンダリング
[Step5, 6]
むー、フライモードでのズームイン・アウトが効きませんでした。
上記の6.1.1-[Step7]のこともあり、どうやら僕の環境(Mac+Mojave+Blender2.79b+その他諸々?)では、マウスホイールが一部正常に動作しないようです。マウスを交換したり、Hammerspoonを停止したり、BlenderのFile>Load Factory Settingsをやってみてもダメなので、残念ですが諦めることにしました。
とりあえず、ここはテンキー7と、Gでカメラオブジェクト自体を後ろに引いて調整しました。
とほほ(笑)。。。
[Step7]
Lock Camera to Viewではマウスホイールが正しく動作しました。僕の場合、視点の変更はフライモードではなく、Lock Camera to Viewをメインに使うことになります。
とりあえず代替手段があってよかったです。
6.1.3 ライティング設定
[Step7]
UV/イメージエディターのスロットは、写真をとって残しておく感じでしょうか。
ライティングはさくっと。 |
6.1.4 マテリアル設定
マテリアルもさくっと。 |
6.1.5 ワールド設定
[Step6]
Blender上で比較するには、上記6.1.3-[Step7]のスロットを使うといいですね。
[Step9]
ノイズ?と思ってよく見ると、確かに。本(印刷)では、ちょっとわかりにくいですが、これもスロットを使って交互に比較するとわかりやすいです。
ノイズあり(左)とノイズなし(右) |
と、いうわけで人型モデルの完成です。
カカシ、できあがり。 |
6.2 まとめ
6.2.2.2 表示(Display)パネル
被写界深度の焦点距離を示す十字は、被写界深度(Depth of Field)のFocusに、対象のオブジェクトを指定すると表示されます。
6.2.2.3 カメラの位置・向きの設定
上記のように、僕の場合はフライモードでのマウスホイールが残念なことになっているので、Lock Camera to Viewを主に使うことになるのですが、Ctrl+Alt+テンキーの0というのもあるのですね。これは便利です。
6.2.3.3 出力(Output)パネル
レンダリング結果のファイル出力はF3ですが、MacではMacOSのショートカットキーのF3とバッティングしてしまうので、ヘッダーからImage>Save As Imageを使って出力する必要があります。
あるあるですね。 |
第6章は以上です。
このカカシは鼻がないため、「右足が〜」のような説明がちょっとわかりにくいかな、とは思います。図を見ながら説明を読めば、なんとなくわかりますけどね。
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次章からは、戦闘機(F18)の作成になります。カカシから、いきなりハードルが上がりますが、大丈夫でしょうか(笑)。
「Blender2.6マスターブックを読む 第7章①」に続きます。
まだまだ序の口です