2019年3月15日金曜日

自作キーボード沼に入ってみた件①


若い頃から腰痛に悩まされてきました。

ぎっくり腰なのかなんだかわかりませんが、酷いときには歩くのもままならないことも。整体院に行くと運動不足ですねーといわれるばかりです。ここ数年は、その腰痛もでないので助かってます。

その代わりなのか関係ないのかわかりませんが、肩こりにはならず生きてきました。「肩こり辛いわー」といっている同僚をみても、そうなのかーといまひとつ他人事です。

で、肩こりなしで生きてきた僕も、最近、あれ?これ肩こりか?と感じるときが。。。

加齢だ、加齢だ(笑)。

そんなわけで、エルゴノミクスキーボードっていうんですか?左右分離型の、ああいうのが欲しいなと思ってたのですが、なかなかお高価いので、んーと考えていたわけです。安くても3万円くらいからですかね、やっぱり。でも最近ひょんな事から、自作すれば半額くらいで作れる事を知りました。

誰ですか、沼の中から呼んだのは。

自作キーボードが流行っているというのはしばらく前から知ってはいたのですが、ああいうのは「赤軸がー、茶軸がー」とキースイッチなどにこだわる人のものだろうと、あまり興味をそそられていなかったのです。でも、買うよりもお安く上げられると知ったら、話は別です(笑)。

以前はちょこちょこ自作エフェクターなんかを作ったりしてましたから、ハンダ付けは人並みにできます。自作エフェクターと違って、基板からエッチングして作る必要がないので、楽ちんです。自作と言ってもキットみたいなものですから、沼の浅いところです。

浅いところだけです。


♪♪♪


そこで、Irisを作ることにしました。こういうのが欲しかったのです。しかも、ASCIIのこちらのページに作り方が詳しく解説されているので、たぶん僕にも作れるんじゃないかなと思いまして。

まず、Keeb.ioでPCB(プリント基板)とプレートを購入。注文してから約2週間で届きました。


僕が買ったIrisのPCBはRev.2.8で、単純に基板だけのモデルです。Rev.3.0の発売は1、2月の予定だったので、そろそろ発売されてもいい頃だとおもいますが、これを書いている時点ではまだ"Coming Soon!"になっています。


[2019/04/09追記]
Rev.3.0は4月9日頃に発売になったようです。確か8日に見たときは"Coming Soon!"になっていたはずですが、9日のお昼には"Sold out"になってました。みんな、待ってたんだね。
お値段は59.99ドルで、Rev.2.8の3倍(!)。写真も十分にないので、今ひとつ何がちがうのかわかりません。USB-Cのコントローラーが付いて、LEDの対応が充実くらい?(オプションのrotary encoderって何だろう)。

Rev.3.0ではUSB-C付きのコントローラーが基板にすでに載っているかたちになるらしいです。USB-Cなのは魅力的なので、このRev.3.0が出るまで待つつもりだったのですが、いったん作るぞと決めたら我慢できなくなってRev.2.8を買ってしまいました。

Rev.3.0の発売が近いからでしょう、セールで2ドル安く買えました。

ちなみにRev.4.0では、ホットスワップ(キースイッチが交換可能)になるそうなので、半田付け箇所がグッと少なくなるのでしょうか。Keeb.ioのTrelloを見ると、「年内には出したいなぁ」くらいの感じのようです。

PCBには、ダイオード、リセットボタン用のスイッチ、TRRSジャック、I2C用の抵抗がセットになっています。キースイッチとコントローラー用のPro Microは別に用意する必要があります。


♪♪♪


プレートは片面が黒く塗装されたアルミ製です。本当は、堅くて重みもありそうなステンレスのものが欲しかったのですが、欠品で、いつ再発売されるかもわからない状態でしたので、妥協しました。

現在在庫なしになっているステンレスのプレートは、B-stock(B級品?)で"Note that the backside of each plate may have scratches on it, ..."の表記があります。作っては見たものの上手くできず、傷がついてしまったということで、作った分をとりあえずB-stockとして(割安に?)売り切った、という感じが伝わってきます。そんなわけで、これは当分入荷しそうにないな、と判断してのアルミプレートです。

でも、買い物ベタな僕のことなので、意外とさっくり在庫ができたりして(笑)。

実際にアルミのプレートを買ってみると、厚さが1.5mmあって、軽いといえば軽いですが思っていたほどではなく、強く「ンったーん」してもたわんだりもしなさそうです。

ただ残念なのは、全体に小傷もあって、国産ではありえないクオリティではあります。ネジ穴などのバリは取ってあります。小傷に関しては、製造工程が雑というより梱包に問題がありそうです。ビニール袋に4枚一緒にネジとともに入っていて、配送時にこすれて傷ついた感じです。いくらプチプチで包んでも、こすれには効果ないですもんね。各プレートの間に紙を挟むだけで劇的に改善しそうなんですけど。

細けぇ事はいいんだよ。

って感じすか?

安定のメリケン品質(笑)


ここでふと思ったのですが、自分で塗装すればいいんじゃないかと。よく、YouTubeに、車のパーツとかの塗装のやり方を解説している動画があります。スプレー缶でもキレイに塗装できるよ、みたいな。

それだ。

というわけで、ダメ元でやってみようと決めました。失敗しても自分で使うだけですし、それはそれで楽しそうです。

そういうわけで、「自作キーボード沼に入ってみた件②」に続きます。


♪♪♪


こちらもどうぞ。
自作キーボード沼に入ってみた件②
自作キーボード沼に入ってみた件③
自作キーボード沼に入ってみた件④
自作キーボード沼に入ってみた件⑤
自作キーボード沼に入ってみた件⑥
自作キーボード沼に入ってみた件⑦
自作キーボード沼に入ってみた件(おまけ)

沼ではなく、湖ですな。

2019年3月1日金曜日

Blender2.6マスターブックを読む 第7章②


「Blender2.6マスターブックを読む 第7章①」からの続きです。


7.1.3 翼

[Step80]
Bで選択するとき、胴体側の前方の2点(実際は4点)を含めるのを忘れないように気をつけます。

[Step84]
Shift+Eに続けて-0.8で、ぴったりに指定できます。

[Step87]
なぜか、Shiftを押しながらのマウス操作が機能しなかったのですが、Shiftを押さずに少し動かしてから、Shiftを押すと上手く微調整として機能しました。

[Step89]
上の頂点を下げて薄くする感じです。

Step87〜93の辺りは、EとShift+Eを間違いやすいので、落ち着いてundoを使いながら進めるといいと思います。ただ、ちゃんとundoしないと、不要な辺や面が残ってしまって、Step97以降のループカットが上手くいかなくなります。ここで結構はまりました。

[Step98]
サイズの調整は下絵に対して、立方体の中身ではなく、立方体の各頂点を合わせます。これを間違えていたので、Step99でスクリーンショットのような形にならずに困りました。
ちゃんと説明通りに進めれば、悩むところではないのですけどね。




7.1.4 胴体(2)

[Step108]
ループカットを入れる場所を間違いやすいので要注意です。




7.1.5 エンジンノズル

[Step116]
このときG, Zで少し上に向けた方が、下絵に合います。

[Step122]
Step119で結合した頂点だと思います。

[Step124]
Step122の頂点ひとつ下の頂点と、その辺上の後ろの頂点です。

[Step127]
頂点を選択する順序に注意。エンジン側から機体側へ、です。

[Step128]
Step127で結合した頂点と、機体の最後部の2つの頂点で、3つの頂点です。

[Step133]
中央ボタンを押したタイミングで反転します。一瞬、何が変わったのかがわからなくて悩みました。

[Step150]
残っている全ての辺だと思うので、6辺あると思います。



♪♪♪

形になってきました。いい感じに続いています。


どんどん進みます。

Blenderというとこのおじさんが頭をよぎります(笑)。