2017年1月1日日曜日

ポロリの話

先日クロマチックハーモニカの分解清掃している時に、1st blowのリードバルブ(windsaver)がポロリと取れまして。リードプレートをガーゼで拭く時に引っ掛けちゃったのかなぁ、慎重にやってたつもりなんですけどね。

ポロリ。。。


で、このバルブ、折れても反ってもいないようなので、そのまま貼り直せば大丈夫そうなのはわかったんですけど、何で接着するかに困ったわけです。そうだ、HOHNERのメンテナンス動画があったはずだなと。

HOHNER Service Workshops:C06 - Windsaver (英語)

この動画で使われている接着剤が欲しいわけなのですが、どうやらあの接着剤は単品では販売してないようです。でもあのサービスセット、ちょっとお高いんですよね。しかも当面必要なのは接着剤だけですし。それならSUZUKIならどうだ、と思って探したのですけど、そもそもバルブ用の接着剤は出していないみたい。そこで色々ググってみたところ、どうやらコニシの「ビニル用ボンド」が良いらしいという話で、なるほどAmazonのレビューにもリードバルブを貼るために購入したという方もいらっしゃる。

これだ。

近所のDIY店に行ったのですけど置いてなかったです。特殊なものではないと思うんだけど、微妙に需要が低いのかも。単に田舎だからかなぁ。仕方がないのでAmazonで購入しました。



とりあえずバルブがくっつけばいいわけで、どうしてもこのボンドでなければならないのかどうかはわからないです。ただバルブの材質が謎なのでなんとも言えませんが(塩ビかなぁ?ナイロン?)、接着剤の溶剤の種類によってはバルブが傷む(溶けるとか)可能性がありそうなので、やっぱり実績のある接着剤を選ぶのが無難だと思います。

それで貼り付け方法ですけど、これは北村先生の動画に詳しいので、これを見ればバッチリです。

クロマチック・ハーモニカ講座 バルブ交換 #023

ボンドの量は少なめで、取れたらまた貼ればいいかくらいでいいんじゃないかと思います。しかし爪楊枝の万能感はすごいですね(笑)。マウスピースの穴の掃除なんかにも便利です。綿棒より力が入れられますからね。

貼ってみた。


思ったんですけど、今回取れたのがリードプレートの上側(外側)だったのでよかったですけど、内側だったら大変なことになってたと思います。何しろSuper Chromonicaはリードプレートが取り外せませんから、ピンセットで?、、いやいや無理無理。その時にはリードプレートをネジ止めに改造しようと思っています。

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